読み込み中...

企業の“中の人”たちに寄り添うメディア

【某外資系コスメ企業】「韓国で人気」のマーケ的効果とその心理メカニズム

※社名、商品名は会員ログイン後にご確認いただけます

最新の世論調査で、韓国の対日好感度が過去最高を記録したようです。ちょうど1年ほど前には日本でも、韓国に対するイメージ調査において「肯定的」が「否定的」の割合を調査開始以来はじめて上回っています。これは企業の商品プロモーション活動において、両国の好意的イメージを活用したセールスアピールがしやすくなってきているということでもあります。

参考:
(公財)新聞通信調査会「世界6ヶ国世論調査」 https://news.yahoo.co.jp/articles/5d899b38c168d743449d3e590876158a054dfeb5
聯合ニュース「海外文化広報院発表の韓国の国家イメージ調査」 https://jp.yna.co.kr/view/AJP20220124002500882

 

昨年(2022年)後半あたりからSNSを中心にバズっている「10円パン」は、そこから遡って数ヶ月ほど前に韓国でブームになった「10ウォンパン」をそのまま パクった トレースしたものだと言われています。

その韓国発祥のグルメが、日本でブームになるまでの流れは以下のようなものだったようです。

    1. 韓国の慶州で10ウォン硬貨を模った「10ウォンパン」が大人気に
    2. ほどなくして日本でも「10円パン」が東京・新大久保で販売開始
    3. 新大久保の韓流マニアたちの間で人気に
    4. それに目をつけたドン・キホーテが店舗限定で売りはじめる
    5. ブーム化>後追い模倣店ラッシュ(今ここ)

出典:ライブドアニュース「韓国発祥『10ウォンパン』→日本版『10円パン』がアツい!」 https://news.livedoor.com/article/detail/23363794/

 

もはや、この新大久保を起点とした日本への韓流トレンドの輸入~話題化の流れはすでにお約束感がありますが、今回はそこにドン・キホーテが一枚噛んでるところが興味深いです。

なんというか、実にドンキらしい動きといいますか、この手の瞬間風速系韓流トレンドにすごく馴染んでいる気がするのです。ブランド的にも。客層的にも。

今後、「韓国>新大久保>ドンキ>日本全国」という韓流トレンドの“ゴールデン・ホットライン”ができそうな予感すらあります。今後のドン・キホーテの動きに注目したいところです。

 

 

韓国関係ない商品で韓国人気アピール?

そんな韓国発祥系トレンドが矢継ぎ早に話題になるのは、それもこれも若い子たち(とくに女子たち)の中にある、韓国への憧れや注目意識があるためです。

そんな実態を物語る店頭販促が現れていました。以下のとおり...

この記事のタグ
New posts