子どもってアニメや絵本など一度気に入った回や話があると、同じのを毎日飽きずになんども繰り返し見ます。そしてだいたいそれに親も付き合わされるわけで、親子ともにそれが“習慣化”されるのです。
グリコの毎年夏の恒例、プッチンプリン凍らせプロモーションが今年も登場しています。今年は「氷点下のプッチンプリン」をテーマにしたARコンテンツを展開。商品にスマホをかざすと現実プリンの上に妖精たちが飛んできてプリンを凍らせるというコンテンツ内容になっています。

画像出展:「氷点下のプッチンプリンの世界を体験!?」特設サイト https://cp.glico.com/pucchin-2022smr/
これを見た子どもたちは、また妖精やってくれだの、自分のプリンも凍らせたいだの、なくなったら買ってこいだの、いろいろと要求をしてくるのです。それを毎日繰り返すものだから、夏休みということも相まって、冷蔵庫のプッチンプリンストックが欠かせなくなる――。というのがグリコの描くシナリオです。ま、このコンテンツが彼らに刺ささったらの話なので、すべてのご家庭がこうなるという話ではないのですが、一定数のご家庭はこのシナリオにうまくハマったことでしょう。それだけでもこのプッチンプリンレベルのメジャーおやつになればそれなりと売上効果になることでしょう。
そんな調子で、子どもは一度気に入ったものがあると、それを毎日毎日飽きもなく繰り返し要求してくる生き物であることは世の親御さんたちならば誰しもが共感できるところだと思います。そして親たちも「はぁ~またかぁ…」と言いながらそれを繰り返すうちに着実にそれが記憶に定着していくのです。
そしてほどなくして子どもたちのそんな気まぐれなマイブーム(死語)は別のモノに移るわけなのですが、ただし一度マイブームになったものは、子どもも大人も定期的に「あ、そういえば久しぶりにアレいっとくか」となるわけです。つまり数多ある選択肢のなかでそれは“定番リスト”に載ったことを意味します。これは食べ物に限らず多くのものに共通して適用できる習性です。そして話を戻しますが、このプッチンプリンのプロモーションは、そんな長期的な効果も狙えるものであるということです。
グリコはこのARプロモーションの展開にあわせて、店頭でアイス化用の棒を配布していました。アイス棒の配布自体は過去にもやっていたのですが、今回はそれに加え、この手の施策ではわりと珍しい手法をとっていました。それは...
