たとえば、お葬式の最中に誰かが大きなオナラをしたとします。あなたは倫理観から必死で笑いを抑え込むはずです。そんな時に、あなたと同じくこの状況に肩を震わせる“同志”と目があってしまったとします。おそらく二人の抑制ゲージは臨界点にまで達するはずです。そこに言語的な意思疎通はありません。ただただ、察して、刺激しあってしまうのです。
グリコが、Kiinaのブロマイド入りアーモンドピークを発売しました。ブロマイドは全8種、その裏面には心に染みるKiinaの格言が刻まれております。ご覧のとおりKiinaファンならずともついついソソられてしまうオツな景品でございます。


出展:江崎グリコニュースリリース 2022年09月19日 https://www.glico.com/jp/newscenter/pressrelease/40865/
年内いっぱいで一旦歌手活動を休止すると発表したKiina(こと氷川きよし)。活動休止前の最後の出演となる紅白歌合戦では、紅組/白組という枠組みにとらわれない“特別枠”としての出演が決まるなど、なにかとエポックメイキングな話題に事欠かない彼女(彼?)のことは、ネット民もみな大好物であり、そして一目置いています。
今回のグリコのこのKiinaの起用は、多分にそんな話題性(≒ネタ性)に期待している部分があるのは間違いありません。ただし表向きはそんな真の思惑は出しません。というか出せません。
なお、Twitterでの購入者ツイートをチェックしてみましたが、案の定なかなかの数が投稿されていました。皆、Kiinaが大好きなようです。
Kiinaブロマイドにつられて買ったと思われる人たちの、その動機を調べてみたところ、以下のようなパターンが見えてきましたのでまとめておきます。※あくまでTwitterの投稿コメントベースの分析ですのでその前提でご覧ください。
- Kiinaファン勢のガチ購入
- 身内の推し活支援買い・・・おばあちゃんや母親にあげるため
- ネタ性にそそられた衝動買い・・・SNSなどのネタ集め?
- コレクションものはとりあえず買い・・・ただの病気
- 内輪ノリ購入・・・職場や友人同士でのオモシロネタの共有
ザっとこんな感じです。印象的だったのは、最後の「内輪ノリ購入」と思われるパターンが結構いたところです。職場の同僚や、友人同士、親子や姉妹同士など、とくにファンというわけではないんだけれど、Kiinaのブロマイドを集めて「なんでウチらこんなの集めてんだろ(笑)」的なくだらなさと、皆が同様に感じているんだけれど敢えて言語化はしない感情を、ノンバーバルに共有するところに面白さを感じているフシがあります。
Tweetを表示
Tweetを表示
※エグゾディア=つながる絵柄のカードを揃えて1つの完成画をつくること
Tweetを表示
Tweetを表示
Tweetを表示
なお、この手の社会的にデリケートな問題と隣り合わせのネタ投下作戦をおこなう時には、企業として守らなければならない鉄則があります。それは...
