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【ABインベブ】来るか?ノンアルビールの“カテゴリーカラー”定着

アンハイザー・ブッシュ・インベブ ジャパン「Budweiser ZERO(バドワイザー ゼロ)」「Hoegaarden 0,0(ヒューガルデン ゼロ)」

プレミアムビールと言ったらどんな色をイメージしますか?多くの人がとりあえず「濃紺×金」と答えるのではないでしょうか。これはサントリーのプレミアムモルツの偉大な功績です。そんな“カテゴリーを代表する色”が新たに定着されそうな兆しの動きが今回出てきています。

 

ABインベブ社を代表的する世界的ビールブランドである「バドワイザー」と「ヒューガルデン」からノンアルコールバージョンが2022年8月23日に日本同時発売されました。こんな感じでどちらも真っ白なデザインの缶です。

出展:バドワイザーWEB https://www.budweiser.jp/ | ヒューガルデンゼロ特設サイト https://hoegaarden.jp/hoegaardenzero/

 

そのオシャレなデザインは女性ウケもよさそうで、インスタなどのSNSでも映えそうな見た目になっています。

ちなみに、発売にあわせて店頭でも大きく展開されており、「真っ白な売場」ができあがっていました。ご覧のとおりとくにバドワイザーは6缶スリーブも真っ白で、カラーブランディングが徹底されております。※売場全体像は会員ログイン後に見られます。

 

ちなみにそのカラーブランディングをおこなううえで大事なポイントとして「主として主張したい色に大きく面積を割くこと」、「ほかの色を多用しすぎないこと」、「他色のトーンは落ち着かせること」などがあります。

その点では、どちらの商品も「ほぼ白」、「ほぼ2色」、「2色目は落ち着いた色合い」なデザインになっており、しっかりとそれらの“お約束”が守られています。なお、それでもひと目でバドワイザーやヒューガルデンブランドであることが分かるのは、それぞれのブランドが長年育ててきたロゴマークなりグラフィックモチーフなどの意匠資産の賜物と言えるでしょう。

一方、いま日本のノンアルコールビールカテゴリーでは「白いブランド」として強いイメージを持っているものはありません(白をベース色に使ったブランドはいくつかありますが)。かつて、サントリー「オールフリー」は発売当初は真っ白なパッケージだったのですが、今はどちらかというと青色のイメージが強いブランドになっています。

 

“カテゴリーイメージカラー”定着の兆候と、その発動条件

ところでちょっと話がそれますが、2000年代初頭までのプレミアムビールを代表する色といえば、ヱビスビールの金色(金色一色づかい)でした。そこに2003年にサントリーが、ザ・プレミアム・モルツをリリースしヒットすると、「プレミアムビールのイメージカラーと言えば濃紺×金色でしょ」という、カテゴリーイメージカラーのシフトが起きたのです。

一方、今の日本のノンアルコールビールの代表的イメージカラーといえばなんでしょうか?白…?いやグリーンでしょ、いやいやシルバーでしょ、といった感じで何となくバラけている感があります。それは...

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