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【パナソニック】あえて店頭でSNSハッシュタグキャンペーンをする魅力

パナソニック「光美顔器 フォト ブライトショット EH-SL85」「リフトケア美顔器 バイタリフト かっさ EH-SP85」

お店で、販売員さんに自分のSNS画面見せるのってけっこう抵抗感があるんですが、それはわたしがオッサンだからでしょうか――。

 

パナソニックが家電店店頭でSNSハッシュタグ投稿キャンペーンをおこなっていました。対象美顔器を店頭で体験または購入し、「#パナ美活」ハッシュタグをつけてSNS投稿すると、その場でUVミルクがもらえるというものです。SNSハッシュタグ投稿が条件であるということはつまり、その場で販売員さんによる投稿確認が入るということだと思うのですが、これにはちょっと抵抗感がある人も一定数いるかと思います。

見られてやましいことがあるとか、おバカなことばかりつぶやいているとか、そういう後ろめたいことはとくになかったとしても、ほんの数分前に出会って商品案内をうけただけの販売員さんにいきなり自分のSNS投稿画面を見せるのって、ある意味プライバシーの開示だと思うのです。ちょっと交流しただけの人にはふつうは見せないような自分の日常生活や趣味嗜好などを、必要以上に知られてしまうキッカケになりうる行為であるわけですから(そこまでの追及を実際に相手がするかどうかは関係なく)。

どこまで自分の素性を相手に知らせるかは自分でコントロールしたい。しかし、一瞬でも自分のSNSアカウントに接触させるということは、そのコントロール権の一部を手放してしまうことを意味しますので、そのあたりの忌避感がそう感じさせるのかもしれません。

 

ふだん捉えられないユーザーを捕捉できるポテンシャル

それって逆にいうと、企業側にとってはものすごく価値のある情報であるという見かたをすることもできます。リアルユーザー(実際に自社商品を購入した人)や見込み客(体験してくれた人)のことをより深く知ることができるわけですから。このハッシュタグをつけた人の過去の投稿をさかのぼれば、その人のお金の使いどころ、興味関心の示しどころ、生活実態などなど、あらゆる情報をチェックできるわけです。

「そんな情報ならわざわざ店頭で集めるまでもなくSNSで検索すればいくらでも同じようなことつぶやいてる人の投稿出てくるじゃない」というご指摘が出てくるかと思いますが、そうではないのです。“そういうところにわざわざ投稿しないタイプの人”が捕捉できるところに、とてつもない価値があるのです。なんでもかんでもSNSに投稿して自己顕示欲を炸裂させる“ワタシを見て見てマン”ではなく、いわゆるサイレントマジョリティーに区分されるような人たちです。

そんな人たちは往々にして、調査会社の調査網にも引っかかりません。世の中の調査会社による調査は、そのほとんどは自主的にモニター登録をおこなってくれた人たちを対象におこなっているわけですから。この手のタイプの人たちは、調査会社へのモニター登録もおこなっていないケースが多いのです。ここまで言えば、この店頭プロモーションの持つポテンシャルをご理解いただけるのではないかと思います。

 

▼言わずもがなこんな感じで画像付きで投稿してもらえる“情報拡散力”もわかりやすいメリットですが。

画像出展:Twitter「#パナ美活」投稿  https://twitter.com/

 

…と、ここまでは理想論。ここからは現実論。

ここまでの話を「ポテンシャル」という言葉でくくったのにはわけがありまして。現実問題として、今回のこの施策ではそこまでの情報収穫を得るのは難しいと思います。ふつうに考えて、...

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